旅芝居への旅
朝だ 芝居だ 緞帳を開けろ小屋じゃお客が待っている袖で手を振る恋女房に照れて笑って 見得を切る五十年 五百年 小屋じゃこうして 小屋じゃこうして生きてきた(「浜唄」の替え歌で)
11月20日にリニューアルオープンされた大津温泉おふろcaféびわこ座(旧:ニューびわこ健康サマーランド) 消費税増税に伴い、10月以降、どの劇場でも木戸銭を値上げする中で、リニューアル前より低く設定され、さらに会員(年間200円・オープン記念期間は登…
「女にとって嫁いだ先が死に場所だ」 大衆演劇の人情もののお芝居で、よくあるセリフ。 「またか…」 こころで思う。 聞くたびに胸が苦しくなる言葉。 こんな言葉があるばかりに、どれだけの女性たちが自由を奪われ、理不尽さに涙を流してきただろうか。 人情…
大衆演劇のお芝居の何がすごいか。 「役者の身体にお芝居が入っている」ところ。 先日「男人情花」というお外題を、見ている時に思った。 この日は2人のベテランが頑張る日だった。 何度も観たことのあるお芝居なので、はじめは「これかぁ…」と実は。 しか…
濃ゆい1カ月でした・・・ 楽しくてたまらんかったり、やりきれなくて泣いたり、 不甲斐なさに落ち込んだり、嬉しくてまた泣いたり。 過ぎてしまえば何もかもが宝に思えてくる。 舞台の上の、客席の、あの方たちがあんなに頑張っているのだから、わたしもも…